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格言集
提供 東洋経済新報社

【天井売らず底買わず】
どちらかというと、1円でも安く買物をしたいという女性投資家の方に当てはまりそうです。投資経験豊富な人でも最高値、最安値を的中させることは不可能です。こだわりすぎると、投資と利食いのチャンスを失ってしまいます。

【株価は売り手と買い手で決まる】
当たり前のことですが、人気が「期待」や「悲観」の一方に偏りますと、この当たり前のことが忘れられてしまいます。たとえば、景気や企業業績などに対する悲観人気が高まって、多くの投資家が処分売りに走り、マーケットでの出来高が大きく増加した場合など、相場付きの悪さばかりがクローズアップしますが、実は、その売り物を買っている人がいることを忘れてはいけないという格言です。事実、1980年代後半のバブル景気に沸いた人気相場では日本人投資家の熱狂的な買いに対し売っていたのは外国人投資家でしたし、90年代のバブル崩壊の悲観相場で日本人投資家の投げを買い拾ったのも外国人投資家でした。500円玉に表と裏があるように相場も強気と慎重の両面から見ることがたいせつです。

【株を買うな時を買え】
2つの意味があります。ひとつは、好内容株でも天井圏で買ったのでは儲からない、タイミングが大事ということです。もうひとつは社会ニ?ズにマッチしたテ?マ性のある銘柄は活躍が大きいので、そうした“時流“銘柄への投資が大切という意味です。

【市場にいる必要はない】
証券会社の店頭で株価ボ?ドをみつめて株価の勢いだけで売買していると大きな儲けはできない、という短期売買を戒めた言葉です。景気、企業業績を分析して数カ月先、数年先を読んで投資することが、結局は大きな投資成果をもたらすのです。

【山高ければ谷深し】
急騰した銘柄ほど下げも大きいという意味です。人気が中心となって、業績以上に株価が上がるため、いったん人気がはげてしまうとPERなどでの下値のメドがたたないため、大きな下げになります。

【人の行く裏に道あり花の山】
多くの人が行かない裏道に意外な花見の場所がある、という有名な格言。人はとかく人気に左右されやすいため、高値圏で買い、安値圏で処分売りしてしまうことが多いものです。人気が一方的と思われる時には、ちょっと冷静になることです。

【野中の一本杉】
伐採された山林に一本だけ残された杉は遠くからでも目立ち、人々に勇気を与えます。暴落相場で多くの銘柄が下げている中で1銘柄だけ逆行高している銘柄は、まさに野中の一本杉のように注目され、次の主役銘柄になります。

【野も山もみな弱気ならあほうになって買いの種をまけ】
周囲が弱気一色となると、相当に度胸がある相場巧者でも買いがたいものです。そんな時は「おれはあほうだ。あほうよりひどいものはない」というくらいの開き直った気持ちで買うと好結果につながるという勇気づけの言葉です。

【閑散に売りなし】
出来高が少なくなって株価の動きもなんとなく弱い状況では、買うよりも信用取引でカラ売りしたくなるものです。しかし、売り物は枯れ切った状態であり、きっかけさえあれば株価はむしろ上に行きやすくなっているので、売りは慎むべきという格言です。

【三割高下に向かえ】
小売り利幅三割といわれように、商売でも三割儲かれば最高です。株も高くなれば強気になり、下がれば弱気になるのではなく、三割上がればひとまず手仕舞い、反対に高値から三割下がれば思い切って買う、という目安を示したものです。

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