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必殺!投資法
信用取引

信用取引の規制

   ●日々公表銘柄
 証券取引所が信用取引の残高を公表するのは、通常で週末のものを翌週の第二営業日に行います。しかし過剰に信用取引が行われた場合には、証券金融会社同様に毎日その残高を公表します。これに該当する銘柄を日々公表銘柄といいます。

   
●二階建て規制
 現物の株式を買い、その銘柄を担保にして同じ銘柄を信用買いする事を二階建てといいます。価格の変動による影響が非常に高いので、証券会社によってはこれを禁止される事があります。

   
●増担保規制
 その銘柄に取引が集中しすぎると、過熱感を押さえるために新規建ての場合のみ、多めの担保が必要になる場合があります。これが増担保規制で、通常は50%(うち現金20%)でそれ以上になる場合もあります。すでに保有している建玉には適用されないので、規制自体で追証は発生しません。

   
●代用掛け目規制
 その銘柄の経営状態が悪かったりすると通常の担保の価値(80%)から引き下げられる事があります。また、整理銘柄に入ると原則0%になります。この銘柄を担保に信用取引を行っている場合は追証が発生します。

   
●新規売(買)停止
 信用取引での該当する新規建てを停止する事です。通常は空売りが増えたために新規売りが停止されますが、会社の経営状態が悪いと買いも停止される事があります。

   
●現引停止
 空売りが増えすぎて高額な逆日歩が出ている銘柄に起こりやすいです。株券の調達困難から取られる措置ですが、買建ての弁済期限に到達した場合は現引きできる事があります。

   
●空売り規制
 空売りが原因による意図的な株価の暴落を防ぐための規制で、他の規制とは違い常時設けられています。
 取引単位が50単位を越える場合は、新規売りで成行禁止かつ現在値より低い売り指値の禁止となっています。
 あくまで個人投資家に対する規制であって、証券会社はこの規制を受けず(違法なのに)にガンガンに空売りを仕掛けてきます。


 これらの規制の適用が発表された瞬間に、相場が急変させられる事もあります。むろん無い事もあるので一概にはいえませんが、増担保や代用掛け目は比較的影響が出やすいので注意が必要です。

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