6月も後半に入りましたが相場は相変わらず良くないですね。最近では非常に読めない展開が続いています。アメリカではダウが下がってもナスダックが上がり、日本では日経が上がっても新興市場は下がるといった、逆動タイプの状況となっています。
　前回の相場を斬る!で松井証券が夜間先物を始めたと書きました。実際に影響がどれほど出たかは不明ですが、これ以外にももう一つ怪しい金融商品が出回っているようです。ＣＦＤ取引というヤツです。
　どんな商品かというと、簡単に説明すれば先物と信用取引の中間のようです。現物株に価格が連動したＣＦＤで、現物株を受け渡しする事なく損益の部分を投資の対象としています。レバレッジも株式なら10倍程度で、先物？信用？どっちなんだ？みたいな内容です（ＦＸや日経先物もあるようで、こちらはレバレッジ100倍もあるそうです）。問題は流動性がどれくらいあるのかという事と、相手方が販売会社ではないかという事です。
　流動性が無いためにいくら価格と連動していても取引できないようでは話になりません。相手方が販売会社の場合、自分たちの不利な取引だと小細工されて、ひどいケースではカバードワラントのように売買が出来なくなる事も考えられます。
　このような商品ですのであまりオススメはしませんが、勉強のために知識を得る事は悪くはないので下に取扱会社を載せています。気になる方は見てみてください。